梅雨入り

今年は梅雨に入るのが早かったですね。
田舎にいると、田植えも終わり、新緑も美しいと言うよりは
むしろ全力でボウボウと生えていると言う、
うっとうしい感じになっております。
最近もっぱらラジオを聞いているので、感化されて
こんな書き出しになってしまいました。

制作に新たな光を!と思って実験をしているのですが
なにせ不器用。理論的にはokな事が実際やると上手く出来ない。



広島県の山中に「日本の棚田100選」に選ばれた「井仁集落の棚田」が
あると言うので見に行ったのですが、
ビックリするくらい山の中で、しかもこの集落が平安の時代から有ると
言うので驚きました。
もっと開拓し易い土地が有ったろうに、昔の人はなぜここに…と思いましたが、
京都や大阪の昔からの大都市とは違い、
今と昔では栄えている場所が違うのだと言う事で(勝手に)納得しましたが
平安の世でも、山は山。やはり不思議。



棚田から帰って、あまりの森林浴の気持ち良さに気分が良くなった
私は、労働欲にかられて
週明け梅雨の晴れ間に、家の裏にもっさり自生しているドクダミを刈り取り
ドクダミ茶にすべく、洗い束ね干しました。

小学生の頃に母がドクダミ茶は健康に良い!と言って
夏の麦茶代わりに、冷たいドクダミ茶をしばらく飲んでいました。
「ドク茶!」と言って喜んで飲んでいたのが良い思いでだったので
母に言うと、どうやら当時喜んで飲んでいたのは私だけだった様で、
「くさいよね」
の一言で終了してしまいました。そうだわ、確かドクダミ茶はその夏で
飲むのを止めてしまったのだったと回想してがっかり。

ドクダミ茶を喜んで飲んでいた私は、「毒」と言う響きにどうやら
暗い憧れが有ったらしく「毒を飲んでる私」に嬉々としていたのでした。
今思えば中二病
そんな恥ずかしい思いで。

でも、干したからには飲みますよ。
肌にも良いらしいし!!